電着砥石とは
台金にニッケルなどの金属で砥粒を固定した砥石です。
台金の形がそのまま砥石の形になるため、複雑な形状が可能です。
砥粒の突き出し量が大きく、切れ味に優れていますが、他のボンドとは違い、基本的には砥粒層が一層しかなく、寿命が短いのが難点と言われています。
他のボンドよりも短納期対応が可能で、様々な場面で使用されています。
KRK 電着砥石の特徴
お客様のニーズに合わせた製品作りに特化
「こんな加工がしたい!」、「二つの工程を一つの砥石で加工したい!」など、思ったことを是非ご相談ください。
お客様の要望を形にしていくのがKRKの電着です。
早くて安い総型砥石
製品すべての台金形状を社内加工しており高い加工精度を持っています。
また、設計から請け負うこともでき様々な会社からの受注実績を持っております。
寿命をさらにのばしたい場合は
①二重電着があります。
粗い砥粒と細かい砥粒の組合せ(#60~#170の細かい砥粒の組合せ)
●現在は#140のみ
②二層電着があります。
粒度400以上の細かいものに使用可能で、同じ砥粒を二段に電着します。
再電着(台金再利用)
電着砥石の単価に台金のコストが多くしめられている総型砥石等につきましては、台金の再利用する事で新しく作るよりも安い値段で砥石を製作する事ができます。
リサイクルする事で環境にもやさしい製品作りができます。